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風のつぶやき! 南摩ダム・日帰り温泉などの情報

風の吹くまま、気の向くままに!

太々神楽(7)

”ひょっとこ”は舞台の中央に張りぼてで出来た土器風の酒壺を置いて大蛇が現れるのを待っている。
大蛇は紫地の装束にくすんだ黄の袴を穿き、龍の頭とも思える被り物を付けて出てきた。
ここの神楽に登場する”大蛇(おろち)”は、他の里神楽に見られるような”とぐろ”を巻いた大蛇ではなく紫地の衣装を羽織っているだけである。
しかし、一人演技としては蛇独特の動作を表現し、十分見応えのある大蛇でもあった。
左右を見渡しながら舞台の周りを蛇がのたくる様にゆっくりとした足運びで周る大蛇は中央に置かれた酒壺へとやってくる。
その大蛇の出現に驚き慌て、二人で抱き合ってみたり、隅柱に抱きついて見せたりして逃げ惑う”ひょっとこ”の動作も面白かった。



「みっちゃん、あのひょっとこはひろちゃんとこの父ちゃんがやってんだよなっ!」
「あと一人は誰だんべ!」
「たかおちゃんとこの父ちゃんじゃねえかぁ!」
「そおけぇ~。」

太々の演目によって演技する人が分かるのである。
舞台の上では、男の小学生が”ひょっとこ”に捕まって舞台の上に引っ張り込まれた。
汚れてツギの当たった尻を晒しながら四つん這いになって舞台の上を逃げ回っている。
男の子は学帽を舞台の上に落としたらしく、下で「おれの帽子、とっとこれえっ!」と、じなっている。それを見て、見物人達はげらげらと笑いこけている。

大蛇は壺に入った酒を飲み干して横になり寝ている。”ひょっとこ”二人は持っている扇子を広げて、大蛇を扇いで見たり突いてみたりして大蛇の様子を窺っている。
そして、いよいよシャグマの冠り物に青地の装束、白い襷を架け”降魔の剣”を手にした勇壮ないでたちで須佐之男命が登場する。
そして、荒れ狂う”八俣の大蛇”と須佐之男命が髪を振り乱しながら勇壮果敢な乱舞を繰り広げるのである。

次回へ続く。
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テーマ:なんでも.栃木.! - ジャンル:地域情報

  1. 2006/04/28(金) 22:39:55|
  2. 徒然
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