今日は初午。
我が郷土栃木県では、郷土料理として有名になった”しもつかれ”を作ってお稲荷様にお赤飯と一緒にお供えする風習がある。
しかし今では農村地区の伝統行事になってしまったような気がする。
我が家でも昨日”しもつかれ”を作ってみた。
今ではスーパーに年中置いてあり、あえて作る必要はないのだが我が家のオリジナルとして作ってみた。
が、いつでも食べる人は決まっていて私と妻だけ子供達は誰も食べない。
(その出来合いを見ると食べる意欲がなくなってしまうのだろう。)
でも食べてびっくり、この様な美味しい物を食べないなんて、云わば”食わず嫌い”と言うものであろうか。
そのような訳で一番食べる人(どんぶりてんこ盛りで軽く一杯は食べられる。)が作る羽目になってしまった。

レシピを紹介しよう。
まずは下ごしらえ。
おろし金の親玉みたいな竹の歯のついた”鬼おろし”で、大根一本、人参二本をこの”鬼おろし”でざくざくと粗くおろす。
昨年もらった新巻の頭が良いのだが無いのでスーパーで頭だけ買ってくる。(今の時期はこのために頭だけを置いてある。)
新巻の頭をサイコロ状に細かく切り、圧力釜(今は便利なものがある)に入れ骨がやわらかくなるまで煮る。(このとき臭み抜きに酒を加えると良い)
その間に節分で使い残した大豆を軽く炒って置く。(あまり炒りすぎると豆が真っ黒になってしまい、苦くて使えないので気を付ける。昨年は一袋を駄目にしてしまった。)
新巻が柔らかく煮えたら、下ろした大根、人参、湯通しした油揚げ(これはコンコンさまの大好物)を短冊に切り、炒った大豆、水を適当に加え圧力を加えずに弱火で2時間ほど煮る。
ここであくを取りながら焦げ付かないように水を加えていく。
頃合いをみて細かく切った酒粕をいれ、醤油、酒、塩などで独自の味付けをする。
そしてまた1時間ほど弱火でことこと煮る。
どろどろになったら出来上がり。(知らない人はここで見てびっくり!)
出来上がりは上々、妻にも味見をしてもらう。
ちょっと、しょっぱいかな。砂糖でも入れれば?
が、昔食べたしもつかれとはなにか一味足らないような気がする。
それは、母の愛情と言う調味料で・す・よ?
それから、私の郷里では「七軒のしもつかれを食べると中気(卒中)にならない」という言い伝えがある。
七軒といわず、各家庭の味付けが違うために味比べの意味と栄養は満点、消化は抜群。
このような意味も含まれているのかも知れない。
私が小さい時、近所で”手っぴらおこわ”と言って手の平に赤飯をもらい、冷たいしもつかれと一緒に食べた覚えがある。その美味かったこと。
しもつかれは冷たくなければ本当の美味しさは分からない。
温ったかご飯につめた〜い”しもつかれ”。
これが最高のご馳走。
三年前の”しもつかれ”雑木林のレイアウトを変えて見ました。
雑木林テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2008/02/12(火) 22:29:45|
- 徒然
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0